2012年6月8日金曜日

演出ノート2(筒井)


6月7日(木) 天気:はれ
担当:筒井加寿子


1週間ぶりの執筆になります。おひさしぶりです。

先週アップされた駒田大輔さんの稽古場ブログのひどさについては
わたしからお詫び申し上げたいと思います。
駒田さんはルックスはわるくないと思うのですが、
あのように多少というかかなり残念なところがあります。
ルックスを無駄遣いしつづけて三十数年。
このまま駒田さんは残念なおじいさんになるのでしょうか。興味深いです。
関係ないですが、↑この行の入力中に「駒田さん」を途中まで打って
間違えて変換ボタンを押してしまい、「駒ダサん」になりました。
誤変換とはときに真実をつきつけるものなのかもしれません。

さて、先週はわれわれの稽古場で
なにがおこなわれているかについて書きました。
そしてその作業に入るまでにさまざまな下準備が必要、
などと含みを持たせた書き方をしてしまいましたが、
この下準備もとくに何の変哲もありません。

・脚本を繰り返し読む。
・気になったことはメモする。
・必要そうであれば資料をあたる。
・脚本のどこに興味が持てるか探る。
・俳優と脚本について話す。
・メモがたまってきたらときどき読み返す。

今回はおおむねこんなかんじでしたし、
現在もつづけています。

このなかでも、「脚本のどこに興味が持てるか探る。」のところは、
とりわけ苦労するところかもしれません。
「わー、おもしろーい!」と感じるだけならできますが、
そういう「なんかいい感じ」を形にしていくには
俳優やスタッフとの共同作業のためにも
どうしてもことばにすることが必要になるので、
なにがどう良い感じなのか、何に自分がひっかかっているのか、
時間をかけて探っていきます。

そのために、メモをとることがなかなか役に立ちます。
殴り書きのようなメモを読み返してみると
ぱっと見違うことを書いているようでいて、
よくよく見ると繰り返し同じことを書いていたりするので
ああ、私ってこういうことに興味があるのね、
と、なんとなくまとまっていくのです。

今回、考えがまとまるかどうかはまだまだわかりませんが、
ひきつづきこのような作業を続けていきます。

以上、演出ノート?でした。

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