5月31日(木) 天気:はれ
担当:筒井加寿子
こんにちは、筒井です。
担当:筒井加寿子
こんにちは、筒井です。
きょうは、第1回演出ノートということで、
わたしたちの稽古場で何が行われているのかについて
書かせていただこうと思います。
おおむね、このような流れで稽古しています。
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1.舞台に立って、やってみる
↓
2.「なんか変だな」というところが出たら、とめる
↓
3.別のやりかたを演出もしくは俳優から提案する
↓
4.やってみる
↓
5.それでも変だったら別の手を考える
または
考えても無理そうならとりあえず先に進み、やれるところからやる
↓
1.にもどる。以下繰り返し
※必要に応じて、わからないことが出たら話し合う
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このような感じで、ごく普通のトライ&エラーの繰り返しです。
この作業のなかでは、以下のようなことに気をつけています。
・バランスの良い「なんか変だな」の発見になるよう、演出としては集中しつつもリラックスしてぼけっと見る。見ているときの姿勢はニュートラルになるように。
・「なんか変だな」をことばにするとき、可能な限り俳優に伝わる具体的なことばで言えるようにする。ただし、具体的になりすぎると俳優の演技を無用に固定してしまうので注意。
・「なんか変だな」が本来的にどこから発生しているのか、ゆっくり探る。実際に発生しているところよりも、ちょっと前のほうだったり奥のほうだったりすることが多いので、「なんか変」ポイントだけにこだわらないように注意する。
ここまで書いてみて、あまりになんの変哲もない作業だと我ながら思いますが
ほんとにこんなことばっかりやってます。
このトライ&エラー作業に入る前にはさまざまな下準備がありましたが、
それはそれで長くなるので、
次回の稽古場ブログに書こうと思います。
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